歴史遺産学科の事務担当Jです。
つい先日、新年のご挨拶をした気でいましたが、気がつけば1月半ば。
「いぬ1月」とはよく言ったものですね。
みなさんは新年明けてから、いかがお過ごしでしょうか。
今回は2回生の授業「フィールドワークⅣ」の紹介です。
この授業は、京都の伝統文化を支えている工房や展示を見学させていただき、
見学後、各見学先のテーマに沿った内容で学生達がプレゼンするというものです。
職人さんの作業を間近で見学し、また現場の声を聞かせていただける
機会はそうそうありません。
今年度は「有限会社牧神祭具店」「織成館」「京都絞り工芸館」「京都伝統産業ふれあい館」
「松栄堂」「ナカガワ胡粉絵具株式会社」(見学順・敬称略)を見学させていただきました。
学生達も現場に行くと、見る物、拝聴するお話全てが新鮮なようで、
本当に熱心に見学していました。
牧神祭具店さんの工房です。職人さんのお話に集中していますね。 |
京鹿の子絞りは繊細で、非常に美しいです。 |
松栄堂さん。丁寧なご説明をいただき、ありがとうございます。 |
ナカガワ胡粉絵具(株)さん。学生達の食いつきが違いますね! |
快く受け入れてくださいました。ありがとうございます。心より感謝いたします。
伝統文化の職人数が減少し、技術継承の危機に直面しているというお話を
よく耳にしますが、学生達がこの授業を介して、伝統文化により深く
興味を持ってくれることを期待しています。