歴史遺産学科の事務担当Jです。
京都は先日、梅雨入りしました。例年よりも10日程度早いとのこと。
つい先週のブログには、爽やかな時期・・・とお伝えしたのですが、
あっという間に蒸し暑い季節へと移り変わっていきますね。
さて、先日は春のオープンキャンパスをご紹介しましたが、
今回は2週間後に開催される体験授業オープンキャンパスのご案内です。
詳細はこちら↓
京都造形芸術大学 オープンキャンパス2013
6/16(日)オープンキャンパスでは、各学科で開催する授業を体験していただけます。
本学の授業の雰囲気を知っていただく絶好のチャンスです。
また、授業が終わった後は先生と直接お話する時間もありますので、
大学の授業のこと、学生生活のこと、その他気になることはなんでも聞いてくださいね。
歴史遺産学科では、下記内容の授業を開催いたします。
事前申込制(各回先着15名)ですので、大学のオープンキャンパスのサイトをご覧の上、
申し込んでくださいね。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
「歴史遺産学入門-文化財の保存修復を体験する-」
歴史遺産学科では、有形・無形の文化遺産についてさまざまな分析・調査を行い、その成果に基づいて保存修復に取り組んでいます。授業ではミニレクチャーを受けたのち、実際に調査・修復演習を体験し、文化財保存修復の実務の一端に触れます。最初に歴史遺産の種類や特徴を紹介し、文化財保存修復の理念や技術について15分間のミニレクチャーを行います。
次に、以下の3つのテーマのうち2つを選択し、各40分間ずつ演習を行います。
① 修復のための和紙漉き
古文書などに使われている紙にも種類があり、修理ではそれぞれの紙を漉いて用います。ここでは和紙漉き体験を行います。
② 仏像の観察と金箔の成分分析
江戸時代の仏像の塗装材料・構造について、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて調査します。
③ 民俗文化財の計測
剣鉾を用いた祭礼は地域色が豊かです。各部位の測定結果から地域性や技法の特色を考察します。
最後に、演習を体験した成果について小レポートを作成します。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
みなさんと当日お会いできることを教職員一同楽しみにしています!