2011年7月27日水曜日

【全学年】大学お茶室の維持管理

みなさん、こんにちは。
歴史遺産学科の事務担当Jです。
本学は前期授業が終了しました。26日~28日の3日間は合評期間です。
歴史遺産学科では、1回生の研修旅行発表会、文化財保存修復コース4回生の
卒業論文中間発表会を行っています。
発表会の様子は、また後日ブログでご紹介したいと思います。


さて、今回は歴史遺産学科の全学生が携わる、お茶室の維持管理をご紹介します。

まずはお茶室の紹介から。
造形大のお茶室は、もとは旧UFJ銀行京都支店(元三和銀行京都支店)4階にありました。
1961年に作られ、裏千家14代無限斎(淡々斎)碩叟宗室によって好まれたお茶室です。

そのお茶室が入っていたビルが解体されることになり、裏千家からの寄贈を受けて、
本学にお茶室を移築・再生し、2008年4月7日に席披きをおこないました。
お茶室は玄関・寄りつき4畳・茶室12畳半・次の間7畳半・水屋・露地土間という間取りです。
移築前の「颯々庵(さつさつあん)」というお名前を、本学でも引き継いでいます。


この素敵なお茶室「颯々庵」の維持・管理を歴史遺産学科全員で行っています。
毎月1回、歴史遺産学科の学生達がお茶室の掃除をします。
上から順番に埃を落としましょう。まずははたきからです。

ただの掃除・・・?と思われるかもしれませんが、実は大切なことなのです。
みなさんは、畳や桟、欄間、床の間、障子、襖など、日本家屋の掃除の仕方や
扱い方、建物内に入った時の注意点などをご存知でしょうか。
歴史遺産学科ではフィールドワークや、以前ご紹介した寺町調査など様々な場面で、
寺社や町家にお邪魔する機会がたくさんあります。
日本家屋での振る舞いや礼儀などを事前に知っておかないと、見学先や調査先で
失礼なことをしてしまうかもしれません。
そのため、このお茶室で日本家屋に慣れ、扱い方、注意点を知っておく。これが重要なのです。


そんな意味がこめられたお茶室掃除。
学生さんだけでなく先生も一緒にお掃除します。
みなさん、頑張ってくださいね。


 お掃除を頑張った後は、お茶を一服。至福ですね。
大学内というのを忘れてしまいそうな静かな空間です。

2011年7月14日木曜日

ライブラリーラウンジ風景

みなさん、こんにちは。
歴史遺産学科の事務担当Jです。
今日から16日までの3日間は祗園祭の宵山です。
美しく装飾されたたくさんの山鉾が町中に並んでいて、圧巻です。
京都の町は祇園祭を楽しむ多くの人で熱気に包まれます。
その熱気がまた、祭を盛り上げているように感じられます。

さて、先日の記事で末松先生が歴史遺産学科ライブラリーラウンジの紹介をしてくださいました。
歴史遺産学科の学生達も徐々に使い始めています。

1回生が課題に取り組んでいます

今日は、1回生が「フィールドワークⅢ」という授業で出されているグループ課題を
みんなで協力して作成しています。
5月に1回生全員と教職員とで1泊2日の研修旅行をしました。
廣峰神社や姫路城、岡山・吹屋などを見学したのですが、各グループに見学先の
調査報告課題が与えられています。
7月26日(月)に1回生全員でグループ発表会があるので、それに向けて資料を作り、
発表内容を検討しています。


学生達が座っている奥側の扉は、教員研究室です。
学生が課題に苦しんだり、進路で悩んだりした際にすぐに先生に相談することができます。
先生方も気さくに相談に乗ってくれますので、教員と学生との距離がとても近いです。


また、歴史遺産学科の先生方もライブラリーラウンジの図書を使われます。
今日は五島先生が調べ物をされています。

五島先生、お探しの資料はありましたか?

先生も学生も一緒になって学べる空間、なんだか嬉しいですね。

2011年7月7日木曜日

【公開セミナー】7/16(土) 『日本の金工かざりを読み解く』

みなさん、こんにちは。
歴史遺産学科の事務担当Jです。
今日は七夕ですが、雨模様なのが残念です。
夜には雨がやんで、天の川が見られると良いですね。

さて、毎回ご紹介しておりますが、本学科では「歴史遺産特論Ⅳ」という
授業で、前期4回の特別講義を開催しています。
今期は【金】をテーマに、第一線でご活躍の先生方をお招きしております。
最終回となります第4回目の公開セミナーを7月16日(土)に開催いたします。
内容は下記の通りです。


日   程:2011年7月16日(土) 13:00 開場 /13:30~16:30 特別講義(途中休憩あり)
テ  ー  マ:日本の金工かざりを読み解く
特別講師:久保智康氏(京都国立博物館 企画室長)
会   場:本学 人間館4階 NA403教室
会   費:無料
事前申込:なし
お問合せ:TEL:075-791-9244/FAX:075-791-8524
E-mail:rekishiisan.kuad@gmail.com


以上です。
お時間の許す限り、ご参加いただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2011年7月4日月曜日

寺町調査

みなさん、こんにちは。
歴史遺産学科の事務担当Jです。
気がつけば、もう7月。京都では祇園祭が始まりました。
街中を歩けば、どこからともなくコンチキチンとお囃子が聞こえてきます。

さて、今日は文化遺産コースの授業をご紹介します。
文化遺産コース3回生の演習で、通称「寺町調査」という授業があります。
この授業は、京都の寺町通に所在している(していた)寺院に調査に入らせていただき、
寺院が所有されている美術・工芸品や典籍・古文書、建築、墓碑などの調査を
行っています。

この授業を経験することで、学生達は礼儀作法に始まり、現地調査の仕方や
モノの扱い方、記録写真の撮り方など様々なことを学びます。
何といっても実物に直接接するという貴重な経験は、わたしたちに歴史を
身近に感じさせてくれます。

また、調査結果をまとめて目録を作成し、調査先にご報告することを目標に、
週一回、丸一日を使って授業を実施しています。

 「寺町調査」は、2002年度から始まり、今年で10年目。
文化遺産コースの重要な基幹科目の一つです。
授業の一環として、直接寺院に調査に入らせていただけることに感謝です。
こういう授業を行わせていただけるのも、京都の大学ならでは、ですね。



調査先で教員指導の下、学生が文書調査をしています

2011年6月22日水曜日

社家で学ぶ



フィールドワークの授業風景です。
今回は上賀茂神社の東方に残る「社家町」を訪れました。
社家町とは、幕末まで神社の神職を世襲していた人々を中心として形成された町のことで、ここ上賀茂の社家町は、国の伝統的建造物郡保存地区にも指定されています。
毎年お世話になっている井関家では、家の歴史と社家の暮らしについて、ご主人自らお話しいただきました。

【公開セミナー】6/25(土)『「金・銀・銅」のモノづくり』

みなさん、こんにちは。
歴史遺産学科の事務担当です。
今日は夏至の日ですね。一年でお昼が一番長い日です。

さて、以前の記事でもご紹介いたしましたが、本学科では「歴史遺産特論Ⅳ」という
授業で、前期4回の特別講義を開催しています。
この授業は、日本庭園・歴史遺産研究センター歴史遺産研究部門との共催で、
公開セミナーとして一般の方々にも広くご参加いただけます。
先週末に引き続き、今週末も第3回目の公開セミナーを開催いたします。
内容は下記の通りです。


日   程:2011年6月25日(土) 13:00 開場 /13:30~16:30 特別講義(途中休憩あり)
テ  ー  マ:「金・銀・銅」のモノづくり
特別講師:村上隆氏(京都国立博物館 学芸部副部長)
会   場:本学 人間館4階 NA403教室
会   費:無料
事前申込:なし
お問合せ:TEL:075-791-9244/FAX:075-791-8524
E-mail:rekishiisan.kuad@gmail.com


以上です。
ご興味おありの方がございましたら、皆様お誘い合わせの上、
ご参加くださいますようお願い申し上げます。

また次回の公開セミナーは7/16(土)を予定しております。
詳細は後日アップいたしますので、ご覧いただければ幸いです。

2011年6月14日火曜日

町家で学ぶ


 フィールドワークの授業風景です。

1回生は4月から京都の歴史遺産をめぐり、現場で学びます。
今回は京町家として知られる秦家住宅を訪れました。写真は「店の間」の大黒さんについて教わっているところです。


伝統的な京町家の特徴を知識として学ぶことも大切ですが、何より大切なのは、そこで生活している方の生の声を聞き、しっかりと受けとめること。文化遺産・文化財保存修復の両コースに共通する、授業の中でもっとも重視している点です。

お話を聞かせてもらいつつ、光の明暗、室内を吹き抜ける風、自ずと入ってくる音がもたらす生活の質感を、皆で味わってきました。